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コンビニバイトの時給が低い理由とは?

アルバイト問題
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今回は、なぜコンビニバイトの時給は低いのかを記事にしてみたいと思います。

コンビニは時給が低いとよく言われるのですが、コンビニの実態はあまり知られていないように思えますね。

自分はコンビニ店長として長くコンビニの現場にいましたので、自分の経験をもとに記事にしていきたいと思います。

まずは、本当に時給が低いのか?

コンビニバイトの時給が低いのは、なんとなくうわさ・評判になっているように感じます。

本当なのでしょうか?

コンビニ店長として長く働き、コンビニバイトの時給の設定をしてきた自分が自分の経験をもとに述べさせて頂きます。

多くのコンビニ店舗では、バイトの時給が他業種と比較して低いのは事実です。

自分もコンビニ店長時代、最低賃金の上昇に自分の店舗の時給がついていくのが大変で、最低賃金の時給と自分の店舗の時給が同じ時期が多かったですね。

コンビニバイトの時給が低い事は、多くのコンビニ店舗には当てはまっていると思います。

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給料を払っているのは誰?

コンビニバイトの時給が低い事は、多くのコンビニ店舗では事実かもしれません。

では、誰がバイトの時給を決めて給料を払っているのか?

多くのコンビニ店舗でバイトに給料を払っているのは、各コンビニ店舗のオーナーさんです。大企業であるコンビニの本部は、バイトの給料に関しては全くの無関係なんです。

コンビニのオーナーさんとは、コンビニ本部とフランチャイズ契約を結んで独立開業している独立した事業者なんです。多くのコンビニ店舗は家族経営のケースも多く、個人商店をイメージしてもらえば間違いないです。

コンビニオーナーとは、大手コンビニチェーンの看板を借りて商売をしている個人の零細企業なんです。

各コンビニ店舗は個人商店?

コンビニバイトの時給は低いケースが多い、そして給料を払っているのはコンビニ本部からは完全に独立した事業主である超零細企業家とも言えるコンビニオーナー。

コンビニオーナーが経営しているコンビニ店舗とはどのくらいの規模の商売をしているのでしょうか?

もともとは、街の酒屋さんがコンビニオーナーになったケースが多かったんです。昔は酒屋さんは各地域にありました。しかし、酒類の販売だけでは、経営が厳しくなりコンビニオーナーになった人が昔はかなりいました。米屋さんや八百屋さんのケースも昔はありました。

これは、スーパーマーケットにお客さんを奪われてしまった個人商店とも言えます。コンビニのルーツは街の個人商店なんです。スーパーマーケットと比較すると経営規模が全く小さいんですね。もともとが個人商店なんですから。

個人商店ですから、家族経営が多いのもうなずけるのではないでしょうか。フランチャイズ契約で24時間営業を義務付けられているので、コンビニのでは営業時間が長いために、バイトを採用しているのですが、本来は個人商店では家族だけで店を回しているのが普通でしたからね。

個人商店では、バイトの採用やバイトの待遇に関しては、あまり気にかけてこなかったとも言えますね。

各コンビニで働いているバイト人数は多い

コンビニバイトの時給がなぜ低いのか、これは実は各コンビニ店舗で働くバイトの数も影響しているんです。

どういうことなのでしょうか?

まずは、コンビニ1店舗あたりアルバイトが何人くらいいると思いますか?

各コンビニ店舗は、規模の小さい商店ではありますが24時間営業です。早朝も深夜も営業している訳です。結構大変です。やはりアルバイトは最低でも10人くらいは必要です。

コンビニとは個人商店であるけどバイトの人数が多い。これは何を意味しているのか?

時給を高く設定すれば、バイトの人数が多いのですから店全体の人件費は多くなりますよね。コンビニオーナーの人件費の負担が大きくなるんです。

僅かな昇給でもコンビニでは24時間バイトに時給を払っている訳ですから、全体のバイトの人件費を考えると、やはりコンビニオーナーの負担は大きくなります。

同じ個人商店の飲食店なら、営業時間も短くバイトの人数も少ないために高めにバイトの時給がを設定してもコンビニほどの負担増にはならないですね。

アルバイトをたくさん抱えるコンビニは、このような事からも時給を高めに設定しにくい訳です。

コンビニオーナーの本音とは?

この記事では、どうしてコンビニバイトの時給が低いのか、その理由をのべてきました。

コンビニバイトの時給が低い事にたいして、バイトの雇い主である各コンビニ店舗のコンビニオーナーは本音では、どう思っているのでしょうか?

コンビニオーナーの本音は、時給を高くしたいけど無理といったところでしょう。バイトの時給が低い事は仕方のないことだと。コンビニ経営とは先ほども述べましたが個人商店なんです。

バイトの時給の上昇はコンビニオーナーの人件費の負担増を意味します。コンビニオーナーの収入が減るわけです。

人手不足が深刻な現状、アルバイトの争奪戦は大変厳しいのですが、個人商店とも言えるコンビニオーナーは人件費の負担増を考えると簡単にはバイトの時給をあげられないでしょう。

コンビニ店長時代の自分も考えていたことですが、コンビニは働きやすさをアピールするしかないと思います。お金はたいしてもっていないオーナーが多いのですから。

まとめ

コンビニバイトの時給が低い理由

これはやはり、多くのコンビニの店舗が個人商店の零細企業であるという現実が大きいです。コンビニ店舗自体は零細企業でありながら、コンビニ本部との契約で24時間営業を義務付けられており、24時間のバイトのシフトを組まねばならず、コンビニ1店舗あたりのバイトの人数が多くなります。

個人商店で零細企業のコンビニ店舗ですから、バイトの人数が多ければ全体のバイト人件費の負担増を抑えるためには、時給を低めに設定するんですね。

コンビニバイトの時給が低い訳です。

時給に関しては、どうしてもコンビニは魅力がないと言えますね。またコンビニではバイトの時給が低いだけでなくアルバイトが「有給休暇」をとりにくい問題を抱えています。よろしければ下の記事も読んでみてください。

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