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社会インフラとしてのコンビニ経営 災害時コンビニの営業について語ります

コンビニオーナー問題
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コンビニ経営とは、災害時どのように対応しているのか

コンビニとは、本当に社会インフラと呼べるのか

コンビニオーナー災害時、過重労働になったりしないのか

などを

この記事では、まとめてみたいと思います。

 

コンビニは社会のインフラ 災害時でも営業する事がコンビニの社会的使命である

これは、ある大手コンビニ本部の社員の人がテレビ番組で話していたことです

コンビニが社会インフラなんて、いつから言い始めたのでしょうかね

ただ、コンビニはコンパクトな店舗のために、災害時には比較的早く営業を再開することができるのは事実です

また災害時は、飲料水や食料品が不足するケースが多く

コンビニの存在自体が皆さんに少し安心を与えられたのかもしれません

あの東日本大震災あたりから、コンビニは社会インフラのような事がどこからか聞こえるようになってきたように思いますね

私自身、長くコンビニ経営をしていまして、東日本大震災も被災しました

そんな中でも、災害時でも積極的に店舗を営業していたと思います。

なぜ私は災害時でも店舗を営業していたのでしょうか?

そこでです、

災害時のコンビニ経営の本音についてコンビニオーナーの視点で少し記事にしてみたいと思います

災害時、コンビニは臨時休業ができないのは本当なの?

大きな地震、大雪、台風など 自然災害はたくさんあります

そんな時、コンビニ店舗の営業はどうなう対応しているのか

基本的には、コンビニオーナーの判断で臨時休業にすることはできません。

アルバイトが被災し、仕事にこれなければ、コンビニオーナーが代わり頑張ります

コンビニ本部が助けてくれる訳ではありません。

私の経験を言わせていただければ、20年間コンビニ経営をしてきましたが、休業した事は一日もありませんでした

少し具体的な話をします

コンビニは、お弁当に飲料、アイスクリーム、日用品などたくさんの商品を扱ってます

コンビニオーナーはそれら商品の発注をします

そして、それらの商品を配送する配送業者がたくさんいます

ある地域で災害が起きたとします

このコンビニの物流システムが機能している状態では、一つコンビニ店舗の判断では臨時休業にすることは難しいですよね。

だって、注文した商品が届いちゃうわけですからw

経済的にも効率的に配送ルートが決められており、コンビニの商品入荷では再配達はしてもらえません

24時間営業している事が前提に、コンビニの様々なシステムが構築されており、今後もコンビニオーナーの判断で災害時といえども臨時休業にすることは難しいでしょう

災害時コンビニの売上はいいの?よくないの?

災害時コンビニ経営は、利益はでるのか 売上はどうなるのか?

コンビニ経営歴20年の自分の経験を述べさせてもらいます

災害時はコンビニにお客さんは来ます 忙しいです

東日本大震災の時など、凄かったですよ

生活物資が不足するのではと、みなさん不安になるのでしょうか

食料品に日用品など結構売れます

すべてのコンビニ店舗に当てはまる訳ではありませんが

私の経験では、災害時のコンビニの売上は良かったです

天気予報で台風や大雪が予報された時も、売上は良かったですね

みなさん、災害に備える心理が働くのだと思います

災害時はもちろん大雪や台風が近づいている時など、コンビニの売上は上昇すると言えます。

コンビニ店舗の売上からロイヤリティを徴収するコンビニ本部は、利益の視点で災害時も24時間営業を続けたいのが本当かもしれませんね

コンビニ経営では、災害時の経営支援制度のようなものはないのですか?

災害時に、コンビニ本部による加盟店の経営支援制度のようなものはあるのか?

これはですね、制度としてはないですね 現場任せですw

まず自分が経験したことをかきますね

東日本大震災の時、停電や断水など結構大変でした

コンビニオーナーやアルバイトの人も当然被災者です

そんな中でも店を開ける訳です。

店舗を営業をしていれば売上はあがります

売上があがれば、当然コンビニ本部の利益にもなります

災害時コンビニ本部が店の経営を助けてくれるのでは?

この様に思われてるかもしれません

実際はどうでしょうか

東日本大震災の時は、コンビニ本部は人手がたりずに

店舗を手伝うどころか担当社員と連絡もとれない状態でした

コンビニ本部も余裕がないんですよね

当然、コンビニオーナーが災害時に苦しい状況でも、会社の制度としてコンビニ本部が加盟店を支援するようなことはなかったですね

災害時支援制度のようなものは無いですし、無理でしょうね

本部社員一人で、7店舗くらい店舗相談を担当しているのが現実ですからね

災害時は、コンビニオーナーが基本的には自力で頑張るしかないです

災害時でもコンビニは営業し続ける事がインフラとしての社会的使命?それは違うと思います。

コンビニは社会のインフラであり、災害時でも営業し続ける事が社会的使命である

コンビニ本部が宣伝文句によく利用しています

実際にコンビニ営業の最前線で働くコンビニオーナー達の本音はどうなのか

気になるところです

ここでは、コンビニ経営の経験のある自分の意見を述べさせて頂きたいと思います。

 

コンビニは社会のインフラであり、災害時でも営業し続ける事が社会的使命である

 

という意見、これには対して自分は違和感を感じますね

なぜなのか

理由その1

災害時、現場店舗の最前線で働くのは被災者でもある加盟店のコンビニオーナーやアルバイトだからです

 

コンビニ本部は災害時に被災した加盟店を特別にサポートする体制も整備されておらず

現場任せであるのが実情です

東日本大震災の時も店舗の運営はほぼほぼ自分達だけでやりましたからね

震災時の24時間営業の維持などは加盟店にお任せの状態でした

加盟店の支援まで手が回らないのが実情でしょうか

 

コンビニ本部には大企業としての社会的使命をはたしてから、コンビニは社会のインフラと主張して頂きたいものです

 

理由その2

災害時でも24時間営業を続ける各コンビニ加盟店は個人商店・超零細企業だからです

 

コンビニ本部は大企業です

それに対してコンビニ本部とフランチャイズ契約をむすんでいる各コンビニ加盟店は超零細企業なんです

コンビニと一言でいいますが、本部と加盟店では、全く会社の規模が違うわけです

加盟店のコンビニオーナーの中には、深夜営業は赤字

24時間営業はやりたくない人も結構います

災害時ともなれば、なおさらだと思います。

コンビニの社会インフラ化の提唱とは実際には次のようなことではないでしょうか

大企業のコンビニ本部が零細企業のコンビニ加盟店の実情をあまり考慮しないで進めてしまった

コンビニオーナーの中には、押し付けられたと感じている人も多いですよ

コンビニオーナーに社会インフラの役割を求める事には大きな違和感を覚えますね

まとめ

コンビニ経営においては、災害時であっても基本的には24時間営業は守らなければならない

これが大原則だということです

コンビニ本部はコンビニは社会のインフラだから当然という姿勢でしょうか

しかしです

災害時、被災者でもありながら営業を続ける各コンビニ加盟店をサポートする体制もできていないのが実情なんです

アルバイトも被災者な訳ですから、仕事にこれないケースもあるのです

大雪の時などアルバイト本当に来れないですよ

コンビニ本部は、災害時に各コンビニ加盟店が営業を続けるのも楽ではない事くらいすぐにわかるはずですよ

まずはです、

コンビニ本部には、コンビニは社会インフラだと主張・宣言する前に各コンビニ加盟店を災害時にどのようにサポートするのか、考えてほしいものです

平日でも24時間営業に対しては様々な意見があります

災害時などは加盟店の視点でも考えてほしいものです

コンビニは社会インフラという言葉だけが独り歩きしている気がしてならないですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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