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コンビニオーナー「人手不足」の実態

コンビニオーナー問題
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この記事では、コンビニ経営において、

大きなリスクとなっている「人手不足」・アルバイトが集まらない問題について、まとめてみたいと思います。

元コンビニ経営者として、コンビニ経営の現場で経験してきたことを、

上手くまとめコンビニ経営の実態を伝えられればと思います。

コンビニ経営でコンビニバイトが全く集まらないケースはあるの?

ありえると言えます。大いにありえます。

アルバイトの労働力を頼りにしているサービス業が増えすぎた現状ではアルバイト獲得競争がおきているといえますね。

コンビニでは、全くアルバイトが0人になってしまったという話は、元コンビニ経営者の私でも聞いた事はありません。

しかし、コンビニ経営の現場では、「アルバイトの超不足事態」は起こりうる問題として危機感を持っているコンビニ経営者の人が非常に多いです。

コンビニ経営の「バイト採用状況」で満足できているコンビニオーナーはいるの?

現状、

アルバイトの採用で満足・安心できているコンビニ経営者は、

少ないのではないでしょうか。

ほとんど、いないかもしれません。

コンビニは24時間営業ですからね、24時間のアルバイトスタッフを揃えるのは今の人手不足のご時世、簡単なことではないです、大変です。

しかし、時には人手不足であまり苦労しない時期・ケースもありと思います。ただ、コンビニバイトは学生さんに頼るケースが多く、学生さんは卒業・試験・受験など学生行事が多くて、コンビニの経営者から見ると「不安な要素」が多いんですね。

卒業したら当然やめますしね、次のアルバイト見つかるのか、結構不安になります。

今、たとえアルバイトがいたとしても、いつ・どうなるのかは分からない状況は今のご時世逃れられないでしょう。

このような事情からも、現状としてはアルバイトの採用状況で満足・安心しているコンビニ経営者は本当に少ないでしょう。

私も20年間コンビニ経営に携わりましたが、アルバイトの採用・アルバイトの定着に関して安心できた事は、全くと言っていいほどなかったですね。

コンビニバイトが集まらない場合はどうなるの?

コンビニ経営ではコンビニバイトがいなければ、どうするのか?

答えは簡単でしてコンビニ経営者・コンビニオーナーがアルバイト業務もこなすんです。

普段のオーナー業務をしながら、お店のレジ打ち・接客をする感じです。経営者は大変です、どんな状況にも対応しなければなりませんから。

「アルバイトがいないので本日は休業します!」

みたいなことはコンビニ経営では基本できないんです。

コンビニ経営は、コンビニ本部との契約・ルールを守る事が結構大変です。まさに24時間営業を厳守することもコンビニ本部との契約ですから。

コンビニ経営は、独立開業としては非常に楽に始められますが、経営としては契約として定められている本部のルールが多く、楽なものでは無いですね。

むろん、自分で全部やる独立開業よりは楽ですが。

コンビニバイトも時給を高くしたら集まるんじゃないの?

これはその通り、アルバイトが集まる可能性は高くはなります。

ただ、確実にとは言えませんよね、あくまでも可能性が上がるだけです。ただ、アルバイト募集時の時給を上げる事は、コンビニ経営においては大きなリスクなんです。

それはなぜかと言いますと、今いるアルバイトスタッフ全員の時給も上げなければいけなくなるからです。

どうしてでしょうか?少し説明してみます。

アルバイトが集まらないからアルバイト募集時の時給を上げる、このことは言い換えるなら新人アルバイトの時給を上げる事とも言えます。

高い時給で入ってくる新人アルバイトに対して、長く店舗で働くベテランアルバイトスタッフはどう感じるでしょうか。仕事が大してできない新人アルバイトと時給に差があまりないのならば、当然ベテランスタッフは面白くないはずです。不満を持ちますよね。

この不満がベテランスタッフがアルバイトを辞めてしまう原因になるケースがあるんですよ。

アルバイトの抱える不満と向き合うことが、コンビニ経営の大切な仕事なんです。

不満を少なくするためにも、時給を上げてアルバイト募集の求人広告を出した時には、今いるベテランスタッフの時給も上げないと、いけなくなります。

このことは、言い換えるなら、コンビニ経営における経費・今回の場合は人件費の負担増大を意味します。経費負担は当然経営者です。経費が増えれば、その分収入が減ります。

コンビニ経営も、いろいろと大変なんです。

コンビニ経営では、もしもの時の救済制度はないの?

残念ながら有効となりえるものがないのが実情です。

コンビニ加盟店の人手不足を確実に救済できるような制度は無いです。

コンビニ経営では、アルバイトが集まらないケースはよくあり、コンビニ経営のうえで大きなリスクとなっているんですよね。

コンビニ経営の現場レベルでの危機感は相当なものなんです。だが、そのリスクを解決する・救済する制度がコンビニ業界には、存在しない・・・

少し細かい話をさせてもらいますね。

24時間営業するためには、経営者だけの労働力・頑張りだけでは、何とかなるものではなく、店舗で働いてくれるアルバイトの確保は最重要課題とも言えます。アルバイトの確保が上手くいかなかった場合は、人手不足によるコンビニ経営者の過重労働にも、なりかねず、コンビニ経営は自営業だから自己責任で、では済まないのではないでしょうか。

コンビニ本部とコンビニ加盟店・経営者が一つとなって取り組むべき問題なんです。

24時間営業はコンビニ経営においては、契約で決められた、守るべきこととされていますが、コンビニ経営において、大変な負担になっているのが現実です。

人手不足により苦労しているコンビニ経営者を救済するような制度・仕組みが必要な状況ではないかと思います。非常に難しい事ではあると思いますが。

この記事のまとめ

日本は少子高齢化が進み、労働力の不足が顕著になっているのが実情です。その中でも年中無休・24時間営業のコンビニ経営は特に労働力不足に悩まされているのが現実です。

この記事では、コンビニ経営においてアルバイトが全く集まらない事は、ありえるのかと、少し大げさかもしれない、コンビニ経営のリスクを想定・検証してみました。結論としては、十分にありえるリスクです。

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