今回のテーマは
もしも、コンビニオーナーが病気になっていまったら、コンビニ経営はどうなってしまうのか
これでいこうかと思います。
自分で独立開業するうえで、健康は最大の不安ではないかと思います
コンビニ経営に関しては、
コンビニ本部がついているんだから大丈夫じゃないの?
とか
コンビニオーナー・加盟店同士で助けあってるんじゃないの?
など
独立開業というよりかは何か大手企業的な印象をもたれている方もいるかもしれませんね
実際のところは、どうなのだろうか
私はコンビニ経営を20年間やってきました
その経験をもとに、コンビニ経営の現場を紹介できればと思います。
記事は下に続きます
オーナーが病気の場合はコンビニ経営では臨時休業はムリなの?
コンビニオーナーが病気で働けないのだから、臨時休業にしてしまえないのか?
これはですね
残念ながら、無理なんです
なぜか
コンビニ本部とのフランチャイズ契約で24時間営業が義務付けられているからです
え、それだけ?
と思われるかもしれません
それだけなんですw
契約だから、
それだけなんですよ
また、コンビニ本部は何事も効率的な仕組みを考案していますね
少しきつい表現になありますが、加盟店はある意味パーツなんです
加盟店の希望をいちいち聞いていたら経営効率が悪くなってしまうのでしょう
また、コンビニの物流システムも全店舗の24時間営業が前提になってます
効率重視の物流システムが組まれていて、コンビニ加盟店・コンビニオーナーの意思などは入り込む余地などない状態なんです
残念ではありますが
コンビニオーナーが病気であろうとも、臨時休業をコンビニ本部が認めるようなことはないでしょう
コンビニオーナーが病気なんだから、コンビニ本部が代わりをしてくれないの?
コンビニオーナーが病気な時くらい、仲間でもあるコンビニ本部がコンビニオーナー・加盟店を支援できないものか?
これはですね、コンビニ本部の会社の制度としては難しいです
加盟店のコンビニオーナーが病気の場合に、コンビニ本部が何か救済制度を準備している事は、無かったです。
ただ、コンビニ本部の担当社員が協力してくれるケースはあります
あくまでも、協力であって基本的にはコンビニオーナーとその家族で乗り切ることになります
夫婦でコンビニ経営なら、奥さんの負担が増える訳です
コンビニオーナーの病気の時くらい、安心してコンビニ経営を任せられる制度があってもいいのですが・・・
コンビニ経営の現実は厳しいです
コンビニ本部がコンビニオーナーを救済する制度はなかなか期待できないのが現状ですね
実際の話、病気の時コンビニオーナーはどうしてるの?
病気になってしまった時、コンビニオーナーはどのようにコンビニの経営をしているのか?
どう対応しているのかですね?
元コンビニ経営者の自分の経験を基にまとめてみたいと思います
先ほどものべましたが、コンビニ本部は担当社員の協力は見込めますが、
コンビニオーナーが安心して休めるような本部経営支援はしてくれません
ではどうするのか?
コンビニオーナーとその家族で乗り切るだけです
自分も家族が入院してしまった経験があります
コンビニ経営の仕事はもちろんですが、入院は入院準備があり、お見舞いもあります
物凄い大変であったと記憶しています
ただ言えることは、自分が病気になろうが家族が病気になろうと24時間営業は守らなければならず、気合いで乗り切るしかないということです
本当にやるしかな ただそれだけなんですw
コンビニ経営とは厳しい仕事なんですよ
家族が入院した時、特に感じました
やはり、コンビニ経営は家族の理解がないと難しい仕事ですね
オーナーが「病気」コンビニ経営は危機になります
コンビニオーナーが病気になり、仕事ができない状況になると、危機的状況に陥ります。
24時間営業が契約で義務付けられているコンビニ経営です。
大黒柱がダウンとなれば当然24時間の店舗の運営はきつくなります。
この状況での問題点を指摘してみたいと思います。
問題点その1
経営パートナーに負担がかかり過ぎる!
経営パートナーとは、家族・夫婦のことです
病気のケアをしてあげながら、コンビニの仕事量が普段の倍になってしまうんですから、大変なことだと思います
普段から余裕をもってコンビニを経営している人は少ないです
人件費の削減のために、アルバイトを少なくしている人もいるくらいです
コンビニオーナーが病気になることを想定している人などほとんどいないです
そんなことからも
夫が病気になり奥さんが頑張って、夫が治ったら今度は奥さんが倒れる
こんなケースよく聞く話です
コンビニ経営においては健康問題が大きなリスクであるんです
問題点その2
人件費が増えてしまう!収入が減る!
コンビニオーナーが病気でダウンしてしまっても、コンビニ本部は基本ノータッチです
コンビニ加盟店は独立した事業者であるというスタンスです
コンビニオーナーとその家族で乗り切ることになります
といえども、大黒柱がダウンしている訳です
家族が頑張るといっても限界があります
店舗のアルバイトに頼らなければならないのです
アルバイトに頼るということは時給が生じます
普段より人件費が増えてしまう訳です
仕方ないことではあります
しかし、人件費・経費が増えることは、収入が減ることを意味します
体調を崩すと、収入が減るリスクがあるということです
コンビニで独立開業の厳しい一面です
まとめ
それでは、この記事をまとめてみたいと思います
まずは、
コンビニ経営とは、コンビニ店主のコンビニオーナーが病気でダウンしたとしても、基本通常通り24時間営業となるいうことです
入院しても同じです
臨時休業は、無理なはなしなんです
コンビニオーナーの家族と協力的なアルバイトとで、必死に頑張ってピンチの状況を乗り越えるしか選択肢はないんです
またです
コンビニ本部としては、コンビニ加盟店は独立した事業者というスタンスです
コンビニ加盟店・コンビニオーナーが病気でダウンしたとしても、
「フランチャイズ契約で24時間営業は義務となっているので、オーナー頑張りましょう」
こんな感じの対応になってしまいます
契約だから仕方ないですね
ただ優しい本部の担当社員ならば、かなり協力してくれる時があります
まあ、それは個人的な協力って感じでして、コンビニ本部が会社として全面的に支援してくれるわけではありません
あくまでも、個人的に力になってくれるだけですね
最後に
コンビニ経営で独立開業することは、一人で独立開業するより非常に敷居が低いです
またコンビニ本部がパートナー的な存在に思え非常に心強く感じると思います
ただ、コンビニ経営も間違いなく独立した事業者なんです
全てが自己責任の世界でして、他人に甘えることはできません
会社員とはまるで違う世界です。
例え、病気で入院したとしても、なんとか自力で乗り切ってみせる
そんな覚悟が必要かもしれません
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